タイを代表する焼き物の一つにベンジャロン焼きがありますね。
アユタヤ王朝時代に、王室御用達の容器として誕生しその後、王室だけでなく貴族や商人などの生活にも浸透していった高級食器です。
白磁器に職人によって繊細で緻密な絵付けがされていて、金彩などが使われた豪華な絵柄が印象的です。
そのベンジャロン焼きで有名な『ピンスワン』
駐在の記念にオーダーをして帰る方も多いですね。
先日マンダリンオリエンタルホテルで見たベンジャロン焼きがとても素敵で、ピンスワンでオーダーが出来るという事を教えていただいたので早速工房へ行ってきました。


マンダリンオリエンタルで見た物はこの手前の4つのカップ&ソーサ―。
私がイメージしていたベンジャロン焼きとは全く違っていて、金彩も使っておらず派手さはないのですが、色味と絵柄がとっても可愛かったです。
場所
ピンスワンの工房は、サムットソンクラーン県のアンパワーにあります。
スクンビット界隈からだと車で約1時間半弱かかります。
有名なアンパワー水上マーケットが近くにあります。
車以外で行くのはなかなか難しいかもしれません・・・
工房内の様子

入り口では『P Ben』と書かれた門があり、入って左手が工房です。


敷地内は緑が多く広々としています。
ショールームの様子
工房の横にショールームがあり、ショールームに行くと誰も居なかったので隣の工房に声をかけると、担当の方が出てきてくださいました。


ショールームの横に工房の扉があります。
お願いすると、工房内で職人さん達が作業しているところを見学させてもらえるようです。

ショールームの手前に置かれてある商品と横の棚の商品は当日現品購入ができます。




お目当ての物以外でも見ていると欲しくなってしまいますね・・・

そして事務机を挟んで一番奥のガラス戸棚の中の物がオーダー品です。
色々なタイプのカップやソーサーがズラリ!!


そして私が気になっていた商品がコレ!!
カップが1200B、ソーサーが1700Bだったかな。
1セット2900B。
マンダリンオリエンタルの商品よりは確かにだいぶ安いのですが、それでもなかなかのお値段ですよね。

ソーサーが総柄ではないタイプもあって、この柄だとソーサーは1500Bだったと思います。

この色味も良かったのですが、今はもう作っていない色味でした。

工房の方の事務机の上に、このシリーズの商品を並べさせてもらって、あーでもない、こーでもないと友達と悩むこと1時間以上・・・

友達はカップ&ソーサーを2セットオーダーしました。
裏に、タイ文字or英語で名前を入れてもらうこともできます。
結局私はオーダーせず。もうちょっと考える方向でこの日は終了。
初め、納期は3ヵ月程だと言われたのですが、実際オーダーをした友達の商品は3週間ぐらいで出来上がるとのこと。
商品によるのでしょうかね。
出来上がったら自宅に無料でデリバリーしてもらえます。
支払いは、オーダー時に一部支払って(40~50%)、残りは配達の際にお支払いとなります。
まとめ
とにかく一度、工房へ行ってみたかったので今回行けて良かったです。
行ってみると、余計に色々欲しくなりますが、一度にあれだけのピンスワンのベンジャロン焼きを見られる場所は他にはないので、見るだけでも価値があると思いました。
日本では驚く程の高価格で売られているピンスワンのベンジャロン焼きが工房価格で購入できるのはとても嬉しいですよね!
頻繁に行ける場所ではないので、水上マーケットとセットで観光も兼ねて訪問するのも良いと思います◎
私たちは工房を訪れた後、車で10分ぐらいの所にあるカフェでランチをしました。
そのカフェもなかなか可愛かったので次回の記事で紹介したいと思います。
ピンスワンの工房と併せて行ってみてはいかかでしょうか。

詳細情報
Pinsuwan Benjarong(ピンスワン ベンジャロン)
住所:32/1 Moo7,Bangchang,Ampawa,Samutsongkram75110
電話:034-751-322
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜日
FB:https://www.facebook.com/PhiphithphanthBanPinSuWrrnBethCrngkh/